モロッコは、アフリカ大陸に息づく民族文化、フランスのスタイリッシュなエスプリ、そして神秘的なイスラム文化が混じり合う場所。独特の伝統工芸品が数多く存在します。Fatima Morocco(ファティマ モロッコ)にあるのは、そんな魅力に溢れた雑貨ばかり。オリジナルのバブーシュやバスケットは、現地の職人たちがひとつひとつ手作業で作り上げたもの。ラグや食器などのインテリアは、モロッコ各地で買い付けています。すべてにディレクター大原真樹のセンスが光ります。大原自身が何年も現地に足を運び、築いてきた人々との関係性が可能にした、常にあたらしくお求めやすいラインナップをお楽しみください。
モロッコの手工芸品を代表する存在、ラグ。織られている土地によってスタイルが異なります。Fatima Morocco(ファティマ モロッコ)で取り扱うものはすべて手織りの一点ものとなっています。大小さまざまなサイズがありますが、一枚で空間がスタイリッシュに変身します。
〈 Fatima Morocco(ファティマ モロッコ)で取り扱う代表的なラグ 〉
Beni Ouarain〈 ベニオワレン 〉
中アトラス北東部にある、ベニオワレンという村で織られるラグです。染めなどを一切行わず、ウール本来のベージュやブラウンを生かしたナチュラルな色使いと、ふかふかとリッチな毛足の長さが特徴。モダンで魅力的なラグです。1960年代〜1970年代にかけて作られたものが多く、歴史のあるものについては、今では状態の良いものは希少となってしまいました。新しく作られているものには、青などの美しい色に染めたスタイルも見られます。オンラインのほか、青山のFatima Morocco Tokyoにてお選びいただけます。Boucharouette〈 ボショロウェット 〉
ボショロウェットは、50年ほど前からモロッコ全土で作られはじめたリサイクルラグです。女性の手で着古した服を切り裂いて、一本一本縦糸に結んでいく手法で(ボショロウェットはモロッコの方言で「着古した服・使い古した布」という意味です)、ひし形などのモチーフを使い、限られた材料の中で想像力を最大限に生かして、色とりどりの柄が描かれます。モロッコ人のファッション嗜好が反映されるので、鮮やかな色合いのものが多くなっています。